結婚式の2次会って何?
先日、友人と会話をしていたら結婚式の話になった。
記憶をたどってみると45年生きてきて、
これまで友人・親戚あわせて10回ほど結婚式に参列し。
そして2次会だけってのが3回あった。
しかし、どの結婚式も断片的な記憶はあるものの、どれもさほど印象に残っておらず、
結婚式に参加したという事実として記憶されているに過ぎないみたい。
でも、挙式に呼ばれたという事はその当時、新郎なり新婦にとって割と優先順位の高い人物であったという事であるので、すこし嬉しい気持ちがある。
で、結婚式の思い出って事で真っ先に思い浮かんでしまうのが
2次会だけ呼ばれた、当時の職場の事務員さんの結婚式。
当時、28歳。確かその事務員さんが1つ上だった気がする。
その人自体は、結婚式を非常に楽しみにいている様子だった。
部署の全員に二次会のオファーをしてきたので、自分一人だけ
断るわけにもいかずに出席する事になった。
会費は10000円だったかな、場所は六本木あたりのクラブ。
会場に入るとユーロビートがガンガンかかり、個人的に一番苦手な
空間が広がっていた。
その二次会がどう始まって、どう終わったか覚えてないけど
ドレスを着てテーブルの上で弾けながらパラパラみたいな踊りを踊っている
事務員さんをみて、少々イライラしたのを覚えている。
その時期は、母が末期がんで闘病中。結果的にその一か月後に亡くなる事になるので、気持ちがどん底。結婚式の二次会なんかに行く気分ではなかったのだ。
しかも、目の前に広がるのは自分が忌み嫌う文化圏の人間が弾けながら踊っている空間。
事務員さんは仕事はまじめにやってくれるし、きらいではないんだけど
その時の気分がそうさせたのか、本当に憂鬱な思い出として刻まれてしまっている。
そもそも、結婚式の二次会だけ呼ばれるってその人にとってどんな存在なのか?
自分の結婚式の時は、そもそも二次会なんかやらなかった。
それは、その人に対して優先順位の2番手グループですって
言っているようで失礼に当たるんじゃないかって思いがあったから。
過去、3回ほど二次会だけ出席ってのがあったけどどれも何とも言えないアウェー感、乗り遅れた感、めんどくさい感だけははっきり覚えているのでその経験もあったんだと思う。
この歳になると、友人の結婚式に参列する事はほぼないと思うけど。
もし、二次会だけ出席してくれって言われたら、はっきりと断ろうと思う。